English-Please!では、フォニックスの発音読み書きプログラムを取り入れています。

近年ではよく聞くフォニックス。皆様はフォニックスとは何かご存知でしょうか?

大阪市では、平成25年度より一部の学校でフォニックスが導入されており、平成29年度には大阪市の全校で導入されているそうです。

フォニックスについて何となく、、大体は、、と言う方が多いと思います。

逆に大人の方はフォニックスは習った経験が少ないと思います。

中々ネットで調べても日本語でフォニックスについて分かり易く記載されているページがないので、今回は少し調べてみました。

簡単に説明すると、フォニックスとは英語のつづりの音と、音のつづりの規則の事です。

一つのスペルに沢山の音、1つの音に沢山のつづりがありますがその規則をフォニックスと呼びます。

例)

1つのスペルに沢山の音がある例

”ou”はcloud should touch

1つの音に沢山のスペルがある例

/s/はshop→sh、station→ti、sugar→s、explosion→si、pressures→ss

英語を勉強していくうちに、読み書きの壁にぶち当たる時があります。(dyslexia:難読症=文字の読み書き学習に著しい困難)

それは、26文字のアルファベットしかないのに、単語としては約70万語以上あるからとされています。

フォニックスを習っていると、スペルから音が予想できたり、音からスペルが予想できるようになります。 話者が認識している音をそのまま表記するのが、/ / でくくって記述する音素表記です。

こちらは、国によって違います。それは発音によって違うからだそうです。

〜フォニックスの歴史〜

昔々は、アルファベットがなく、実際に使用された文字はエジプトの象形文字のようなものでした。

しかし、より円滑なコミュニケーションとビジネスにはアルファベットの発明が必要で、これは大きな革命となったようです。

1,970年代前半は見て覚えるlook and sayと言う学習方法が主で

1970年代から1990年代ごろはwhole language、これは読み書き能力育成に関する考え方のことだそうです。

そこから、徐々に読み書きが重要視されていきました。

そして、1990年ごろよりphonics methodが認められてきたようです。

〜ウガンダでの研究〜

ウガンダで国際的なフォニックスプログラムが適応され、その結果が証明されており、フォニックスがいかに効果的かイギリスの研究結果ではこう示されています。

教育心理学者Marlynne Grantが率いる英国の研究は、保育園と初等教育レベルでのフォニックス教育の効果を示しています。この研究は、保育園で初めてフォニックスを使用して教えられた30人の子供のグループを追跡し、3年間の経過を小学校の2年の終わりまで追跡しました。グラントの調査によれば、2013年には、7歳の2つのクラスのメンバーは、読書においては、彼らの年代の平均28ヶ月、綴りにおいては、彼らの年代の21ヶ月早かった。

〜まとめ〜 同世代の年代よりも約2年早く読み書きが早くなる事がこの研究で分かります。

実績で証明されている、フォニックスプログラム。

これから2020年以降、日本で大きく変わっていくであろう英語教育にフォニックスがどのように関わっていくのか楽しみです。

English-Please Kids!では楽しんで学べる、フォニックスの読み書きプログラムが導入されています。

沢山の生徒様が、英語に慣れ親しんで英語が身近な言語になれることを期待しています。

今回は、こちらのリンクを参考にさせていただきました。

http://africanrevival.org/facts-about-phonics/

https://www.memoriapress.com/articles/history-phonics/

https://prezi.com/49qircw8p0qk/history-of-phonics-timeline/