今回は映画や海外ドラマと同じぐらい強力な学習素材をご紹介したいと思います。それは「洋楽」です。よく、洋楽で英語を覚えたという人をきいた事がありますが、本当でしょうか?洋楽で英語力を身に付けたといっても、もうひとつピンと来ない人もいるかも知れません。洋楽の歌詞というと、「詩」(韻文)と考える人も多いからです。確かに、歌詞の中には特徴的な文体のものもありますが、平易な文章もたくさんあります。そういう文章に多数触れていると、知らず知らずに語感が身に付き、英文を書く際の言葉の選び方、表現の仕方に現れるのです。また、当然のことですが、歌詞には様々な文法ポイントが含まれていますので、これを覚えるということは、英文の規則性を身に付ける事にダイレクトにつながります。語順はその典型例でしょう。その上、歌詞は、抒情豊かで意味的に洗練されているため、文法書の無味乾燥な例文よりもはるかに身に付きやすいと言えます。洋楽で英語を学ぶというのは、まさしくその原点に回帰することと言えます。映画やドラマと比べると、洋楽はすぐ身近にあり、またすでにメロディを知っているものもたくさんあるはずなので、アプローチの仕方によっては、はるかに優れた学習素材になり得ます。(日経ビジネスより抜粋)

最近、あなたのモチベーションはどうですか? 英語学習の一つの有効な伸びる方法の手段は映画・ドラマと言われておりますが、洋楽で覚えるのもいいかもしれませんね。何を学習するにしても、集中力や忍耐力が必要ですが、自分の好きな「何か」で集中力を高められたらそれにこした事はないですよね。 「やる気があるのに学習方法が分からない」「思うように学習が進まない」という方は一度ぜひ自分の好きな何かで英語を試してみてください。